2011/11/24

鈴の音が聴こえる

まわりにはなにもない広びろとした場所。まるで白いキャンバスのようです。そこへどこからともなく種が運ばれ、根づき、芽ぶきました。名もなき芽は小さく、それでも確実に大きくなり、殺風景だったまわりの景色を少しずつ変えていきます。1日を精いっぱい生きた若き頃、大きくなってからもいくども訪れる季節の移ろい。名前などなかった木はいつからか人々の憩いの場となり、1本だった木にも仲間ができ、その木達は街に欠かせないシンボルとなったのでした。

ある木を巡る4つのストーリー。それは聖なる夜へと繋がっていきます。今年の haus のクリスマスは決して大きくありませんが、毎週お越しいただいても楽しめるように時間や日によって変わっていきます。寒さが厳しくなる季節ですが、小さな存在に心温まっていただけると嬉しく思います。 haus のクリスマスは先日ご紹介した「自然と人の物語」と一緒に26日より始まります。

haus